こんにちは、リクです。
今回は、AIを使ってブログ記事やコンテンツを制作している方、あるいはこれからAIを活用して発信を始めたいと考えている方向けに、「読まれる記事を安定して生み出すための考え方」についてお話しします。
■ なぜ“量産”だけでは成果につながらないのか?
AIを活用すれば、今や数時間で複数の記事を作ることも可能です。私自身も最初の頃は、「とにかく記事数を増やせばアクセスが伸びるはず」と思って、AIに頼って量産していました。
ところが、現実はそう甘くなかったんです。
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たくさん書いているのに、PVが伸びない
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SNSで反応がまったくない
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滞在時間が短く、直帰率が高い
つまり、「読まれていない」という現実に直面したんです。
そこで気づいたのが、「記事数」よりも「記事の設計」が圧倒的に重要だということ。
■ 読まれる記事には共通の“3つの柱”がある
私が試行錯誤の末にたどり着いたのが、以下の3つをしっかり押さえることでした。
読まれる記事の3要素 | 役割 |
---|---|
テーマ選定 | 読者のニーズと検索意図を的確に捉える |
記事設計 | 情報の流れがスムーズで、読みやすい構成 |
体験要素 | 読者の共感を呼び、信頼感を生む |
私はこれを、
読まれる=テーマ選定 × 記事設計 × 体験要素
という“掛け算の関係”で捉えています。
どれか一つでも欠けると、記事の読了率や拡散力が大きく下がると実感しています。
■ 1. テーマ選定|検索される“入口”を間違えない
いくら丁寧に仕上げても、「そもそも検索されないテーマ」では、読者に届きません。
大切なのは、
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「どんな悩みを持つ人がいるのか?」
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「その人はどんなキーワードで検索するのか?」
この2点を深掘りすることです。
私はAIに対して「このキーワードで検索する人は何に困っている?」と必ず尋ねるようにしています。これにより、読者視点で記事の軸をつくることができます。
■ 2. 記事設計|“共感→理由→具体策”の流れがカギ
構成が雑だと、どれだけ情報がよくても途中で離脱されます。
記事設計の基本は、
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共感(あなたもこう感じていませんか?)
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理由(なぜそうなるのか?)
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解決策(具体的に何をすればいいか?)
という3ステップを意識することです。
AIに「構成を丸投げ」するのではなく、ある程度こちらで流れを設計し、プロンプトに具体的な指示を出すことで、精度がグッと上がります。
■ 3. 体験要素|共感と信頼を生む“リアルな声”
AIは情報をまとめるのが得意ですが、「体験」は人にしか書けません。
たとえ短くても、以下のような実体験を挿入するだけで共感度が大きく変わります。
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実際に取り組んだときの感情や失敗
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得られた学びや成果
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他の人の反応
たとえば、私も記事量産の罠にはまり、「なんで読まれないんだろう…」と悩んだことがあります。この“つまずき”を正直に書いたことが、多くの読者の共感を呼びました。
■ AIで記事を「設計」する時代へ
この3つの柱を意識してAIにプロンプトを出し、設計に沿って記事を組み立てるようにしてからは、読まれる確率が格段にアップしました。
さらに、AIとの連携もうまくいくようになり、以下のような状態が実現できています。
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記事作成のスピードが上がる
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品質も安定する
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読者の反応が見える
これこそが、“仕組みとして成果が出る記事を量産する”という状態です。
■ 次回予告|AIにどうプロンプトを伝えるべきか?
次回は、この記事設計をどのようにAIに伝えていくのか、「プロンプト設計の具体例」についてお話しする予定です。
AIで記事を書く方なら、必ず知っておいて損はない内容ですので、どうぞお楽しみに!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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